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zoom RSS アフガンのマララ

<<   作成日時 : 2018/06/12 16:49   >>

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「ブレシュナ・ムサザイ嬢が、黒い学士ガウンと角帽姿で歩行器と兄の腕に寄りかかってステージに上がった時、出席者は一斉に立ち上がって賞賛の拍手喝采を送った」。アフガニスタン・カブールのアメリカン大学での卒業式の光景である。彼女の片足はポリオに犯され、片方の足はタリバンの兵士に銃撃されていた。

アフガンでタリバンが支配する地域では、女子の学校教育は認められず、約80の女学校が閉鎖された。アフガンでは7才から17才の子供の半数は学校に行っていない。その内の60%は女子である。政府支配の地域でも、高卒後大学に進学する女性の比率は極めて低く、思春期になると嫁に出される慣習がある。

2016年8月24日、ムサザイは大学構内のモスクへ夕べの礼拝に向かう途中だった。タリバンの侵入者が銃を乱射しながら構内に乱入して来た。生徒達は一斉に逃げまどい、教室に入ろうとした。ムサザイは脚が不自由なため遅れながら、裸足で懸命に近くの建物に逃げ込もうとしたが、途中で脚を撃たれて倒れこんだ。死んだふりをして動かなかったが、兵士は続けて脚に撃ち込んだ。生きていると思わせないよう、痛みを堪えて長時間動かなかった。

真夜中近く、警官が一人、暗闇の中をめくら滅法に撃ちながら廊下に入って来た。銃弾が直ぐ頭の上を飛び越えた時は、ここで死ぬのかと思ったと言う。警官は直ぐに気が付いて彼女を救急施設に運んで応急手当をしたが、片方の足が折れ、両脚の踵は弾丸が貫通していた。

アメリカン大学の理事をしていた米国ダラスの外科医は、彼女を手術のため米国に送り、6ヶ月の治療後カブールに送り返した。

アフガニスタンは世界で一番文盲率の高い国の一つだが、治安面の脅威と社会的制約の中で、ムサザイのように高等教育を希望する女性が増えている。ムサザイはまだ踵の外科的治療が必要だが、何とか歩けるようになると次は修士号取得を目指している。彼女は“アフガンのマララ”と称されている。

出典:ワシントンポスト電子版(英語こちら






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