テレビのデジアナ変換相談会

我が家にはテレビが四台あるが、その内の一台は旧式のブラウン管アナログテレビである。デジタル放送受信に切り替えした時に、三台だけ新しく買い換えたが、一台は切り替えせずに残しておいた。

理由は単純で、洋画の名画などのビデオ・テープを多量に持っているので、ビデオ受像専門に残しておいたものである。三人家族だから、デジタルテレビは三台あれば十分だし、夫々の受信機を購入した時に同時に買った録画再生機は、ブルーレイ・DVDなどディスクが再生メディアであり、従来のビデオ・テープは利用出来なかったからである。勿論夫々のデジタルテレビには、従来のビデオ・デッキも接続してあり、ビデオ・テープも見られるが、殆ど利用していない。

ブラウン管テレビでも、ビデオだけでなく、時々テレビ放送を見ることがある。勿論、入ってくるのはデジタル放送をアナログに変換したものである。大部分の人は、まだアナログ放送が続いているのかと不審に思う人があるかも知れない。

アナログ放送で受信していると、画面の下に、「ご覧のアナログ放送(デジアナ変換)は来年三月までに終了します。お早目にデジタル受信機への切り替えをお願いします」というテロップが流れる。私のように、まだアナログに変換した電波で受信している人がおられるらしい。ここで注意すべきは、このテロップの文言で、少し前までは「来年三月末に終了」とあった。それが、それより早く、いつ終了するか判らない表現になっている。

そう思っていたら、昨日大阪で、「デジアナ相談会」が開催されているとのニュース番組があった。なんでも、アナログ変換された放送を見ている人は、全国でまだ5百万人もいるという。その中で、私のようにブラウン管テレビで見ている人が相当数に上るらしい。守旧派で古いものにしがみ付いているのは私だけではないようである。

ところで、相談会に行って何を相談するのか。庶民がなけなしの財布を叩いて買った受像機が、政府と業界の勝手な電波法の改定によって、新しい受像機に買い換える再投資を強要されるだけの話ではないか。相談会に行って、買い替えのための補助金でも受け取れるのであれば相談にも行くが、説明される結果が明らかな相談会にノコノコ行く人があるのかと思った。

説明書の中には、まだブラウン管テレビで見ている人がある。デジアナ変換放送を見ている人の多くはブラウン管テレビとの調査結果がある。ブラウン管の平均寿命は7.9年間、デジタル放送が始まって丁度10年。ブラウン管は経年劣化で発火などの事故も予測されるので、早く買い替えを薦めるとの表現もある。

ブラウン管テレビなどのアナログ受像機を買った時、いずれ切り替えの必要があるとの説明はあったのか。それなしで、買い替えを余儀なくさせるのは詐欺ではないか。「デジアナ相談会」があるとの報道を聞いて、そんな疑問を持った。



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