YouTube動画内のCM



ウェブ・ニュースに貼りついているビデオ・ニュースが、派手なCMで始まるのが多く、しかも直ぐにスキップ出来ないうるささがあったが、最近ネット上にアップされているYouTubeの動画にも、始まりだけでなく中途にも突然CM画面が現れるのが目立つようになった。

私は音楽が好きで、今は亡き巨匠の演奏がYouTubeで演奏しているのを選んで聴いている。中にはお気に入りに登録しておいて、何回も聞くものもある。その中の一つに、ウラジミール・ホロビッツによるシューマンのクライスレリアーナがある。このYouTube画面に出るのは動画ではなく、ホロビッツのレコード・ジャケットから採った静止画が出ているだけであるが、流れる音楽はこの曲の演奏については他の追随を許さないと言われる名演奏である。

外国のサイトから探し出してきたページであるが、何故か左肩にはYouTubeJpのロゴが付いているから、日本で見る限りでは日本版なのであろう。ただし、画面に出ている表示は、”Robert Schumann - Kreisleriana opus 16 - Vladimir Horowitiz”と全て英文、というよりドイツ語が出ているだけである。

相当以前からお気に入りに登録してあって、今まで何回となく聴いていたが、いままで全29分40秒の間、何の障害もなく、流れるような演奏を楽しんでいた。この間ずっとホロヴィッツの顔写真しか出ていないので、ずっと画面を見る必要はない。目と瞑っていたり、何か内職をしながら聴くだけである。

今まで何の中断もなく、名曲に身を委ねる幸福な時間を楽しんでいたのに、先日ピアノ演奏の組曲の合間に突然賑やかな軽音楽調のメロディが割り込んで来た。何が起ったのかと慌てて画面を見ると、頬に大きな老人性の痣が目立つホロヴィッツの顔写真に代わって、カラフルなCM画面が出て来た。興趣を殺ぐことこの上ない。幸いにしてこのCMは直ぐにスキップ出来るので、何のCMか確認もせずに消してしまった。

クラシック音楽の演奏会場では、咳をするのもマナー違反である。折角の美麗な流れを遮るCMも、それを越える最悪のマナー違反である。直ぐにスキップされるのが承知の音楽の動画には、CMは遠慮するのが企業の常識というものであろう。この迷惑CMは30分の曲の間に3回も登場する。折角お気に入りに登録したが、今後アクセスすることもなくなると思う。





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