朝刊の配達時刻は午前3時
我が家への朝刊配達は、毎朝午前3時カッキリに来てくれる。こちらは、そんな時間帯に起きている筈はないのだが、配達はバイクで来るものだから、各家の郵便受けに放り込む毎にバイクのスタート音が繰り返し聞こえるので、安眠を妨げられる。普段は雨戸を閉めているので、バイクの音は聞こえないが、昨今のように暑い夜が続くと、寝ている二階の部屋は網戸だけなので、外の音が良く聞こえる。
午前3時というと、日が長いこの頃の季節でも真っ暗である。バイクの音が聞こえて来ると、ヘッドライトの明かりが窓から差し込んで、寝ている部屋の天井をかすめるのを時々実感する。近所の人は、一番深い眠りの時刻に起こされて困ると苦情を洩らす人もある。
我が家は滋賀県の小都市にあるので、朝刊の早版が配られるから配達も早くなるのだと思うが、それでも朝刊13版である。大都市の中心のように14版とまでは行かないが、遠郊の12版よりもニュースは早い筈である。しかし、速報という点では現在はテレビニュースやインターネットニュースには新聞は勝てない。日頃のニュースを一刻も早く手許に届けるという新聞の使命は薄れている。
極力最新の報道を組み入れるために、編集部や印刷工場では夜中の締め切り時刻ギリギリまで多数の関係者が働いている。販売店でも印刷工場から配送された新聞に折込広告を挟んだり、雨の日には新聞紙を薄いビニール袋に包んで、届け先の郵便受けの中で雨で濡れない配慮をしてくれている。その時間との戦いの末に届けられるのが毎朝(我々の感覚では夜中の)午前3時なのである。
そこまでしてくれなくても、ニュース速報なら起きてからテレビで見るよと言っても、新聞には決められた時間スケジュールというものがある。だが、午前3時に待ち構えている人は殆どない筈である。我が家の場合なら、午前6時に届けられれば十分なのだが、新聞社や販売店のメンツがあるのかも知れない。
我々としては安眠を妨げられるので有難た迷惑なのだが、新聞とは街角のスタンドで買うしかない外国と違って、新聞配達が制度化されている我が国での贅沢の思いである。
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