「撮り鉄」のマナー

「“撮り鉄”のマナー」と見出しに掲げれば、大概の人はどんな記事か予測が付く。行儀の良い人の集団と思う人はまずいない筈である。その通りのウェブ記事を見かけた。題して、『一部“撮り鉄”に鉄道会社苦言、「好き勝手にやる人はもう来ないで!」』。

栃木県の真岡鉄道が公式Facebookに、地元の人達が丹精込めて育てた線路脇のキレイな菜の花畑が、写真の三脚や脚立で踏みにじられた写真を投稿し、一部“撮り鉄”に対し「これを見てどう感じますか?今後も好き勝手やるようであれば“もう来ないで下さい”と強く呼びかけた」というのである。記事には無惨に踏みにじられた満開の菜の花が掲載されている。

真岡鉄道としては、これら“撮り鉄”は自社の列車に魅力を感じて押し寄せ、写真に収めてくれるいわばお客様である。その顧客に対し、強い調子で“今後は来るな”と拒否するのは勇気ある発言である。そう言わせる程、“撮り鉄”の中に、自己本位で乱暴な目に余る行為があったに違いない。

私も若い頃からの鉄道ファンである。山行きや旅先の途中で格好良い蒸気機関車やブルトレを見かけると思わずシャッターを切ったことは何度もある。“撮り鉄”と言われる人達も良く見かけた。大きな交換レンズのついた上等のカメラを持つ姿はサマになっているが、確かにマナーが良いとはお世辞にも言われない。撮影の邪魔になる人への口振りも柄が悪い。

“撮り鉄”だけではない。取材現場に集まった記者やカメラマンが引き上げた後の乱脈さはそれ以上の場合がある。一見優れた写真や報道記事には、こんな醜い行動の産物が多いものである。




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