京都三大祭の主役の選出基準

画像日本三大祭の一つ、京都祇園祭の山鉾巡業があった。京都にいる時には何回か見に行ったが、昨日はテレビの実況中継で見た。相変わらず豪華絢爛な祭である。山鉾巡業は、先頭を行く長刀鉾に乗った稚児が、注連縄(しめなわ)を日本刀で一刀両断してスタートする。

祇園祭より歴史の古い葵祭が五月にあるが、この時も斎王代という主役が登場する。私が子供の頃、見物客に混じって見ていると、「斎王代になろうと思ったら、ウン百万円が必要よ」と溜息交じりに話している人達がいた。70年前のウン百万である。今ではいくらかかるか。その前に葵祭の斎王代にせよ、祇園祭の稚児にせよ、どんな基準で選ばれるか。色んな史料で調べて見た。

双方共、『神事につき非公開』とある。「一般公募はしない」との但し書きもついている。流石に“一見(いちげん)さんお断り”と差別待遇の伝統を持つ京都ならではの風習とヘンに納得する。要するに有識者懇談会か第三者委員会による密室での人選である。

資格は、京都ゆかりの寺社・文化人・実業家でおまけに資産家の子女が条件である。過去一年以内に不幸があった家庭は除外される。両親が離婚したなども同様である。祇園祭の稚児の衣装は両親の支払い、両親の着物も新調する。それも神事の行事により着替えるので大変である。葵祭の斎王代の場合は、行列の費用の一部負担もあるらしい。

となるとウン百万円では済まない。政治活動費と違って公開されないのでゲスの勘繰りと注記して、“最低2千万円は下がらず、億に達するかも”とある。成る程、資産家でないと資格がない世界である。







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