「リオっ子」は「カリオカ」という

南米大陸で初のオリンピックを一週間後に控えて、開催地のリオ・デジャネイロで待ちかねる地元の人達を「リオっ子」と呼称して数多く新聞紙上に躍っている。ただ、この「リオっ子」を出来れば『カリオカ』と呼びたい。

カリオカ』とはリオ・デジャネイロで生まれ育った人を表す現地ポルトガル語である。日本の「江戸っ子」や「ハマっ子」と同じである。パリっ子を表すパリジャンとかパリジャンヌのフランス語が、既に日本語として市民権を得ているように、『カリオカ』も一時は多くの人達に耳慣れた言葉だった。1960年代に洋楽と言われた海外の軽音楽、ダンス音楽が大流行した時、ラテン音楽の評判の曲名として知られた。

この曲名から来たと思われる東京のラテン音楽バンドに、サンバ・カリオカという楽団があった程である。当時、一世を風靡していたラジオ番組の“S盤アワー”の大ファンだった私も、『カリオカ』がリオっ子を意味することを聞かされていた。ルンバの王様と呼ばれたザビア・クガートの演奏が人気で、同楽団が京都に来演した時、新京極の松竹座映画館に聞きに行ったことを覚えている。

曲名の『カリオカ』は、ラジオ放送やレコードのジャケットに、「キャリオカ」と英語読みに発音表記されているものが多く、この名の方が有名だったかも知れない。ネット上のYouTubeにザビア・クガートとマンボの王様ペレツ・プラードの夢の共演を見つけたので、久し振りに聞いて見よう。30秒程の前奏の後、あの懐かしいメロディとリズムが出てくる。

南アフリカでのサッカーW杯で、ブブゼラの言葉が流行したように、今回のオリンピックで『カリオカ』の言葉をもう一度流行らせたい。








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