列車は時刻表表示の何秒に出るか

日本の列車は、時刻表記載通りカッキリ運行されるのが常識となっており、感嘆した外国人が、腕時計を合わせるのに時報を待たなくても、列車の通過時刻に調整すれば良いと言ったと聞く。実際に、列車の運行は秒単位で決められていると聞くと、さもありなんと思う。

時刻表に、発車時間8時5分と表示されていても、8時5分0秒でも同59秒でも、どちらも8時5分発だが、1分もの巾がある。寸刻を争う出勤途上のサラリーマンが8時5分59秒にプラットホームに駆け下りても、電車は滑り出していたケースは良くある。「8時5分発車と掲示してあるじゃないか」と文句を言っても、今の車輌は、“♪動き始めた汽車に一人飛び乗ったぁ~♪”と唄われた時代の構造ではない。

勤労学生で、京都から大阪へ通学していた時は、京阪電車を利用していた。文字通り発車時刻でドアが閉まる寸前に飛び乗る毎日だった。ある時、座席の横を通りかかった車掌に、所定時刻の何秒に出るのかと訊くと、「京阪電車の場合は、表示時刻の25秒にドアを閉め、同30秒に電車のノッチを入れます」と教えてくれた。今でも同じかどうか知らないが、細かい運行規定があったものである。これなら、「時間が来たのに発車しないのか」と「まだ30秒残っているのに~」の中庸をとったことになる。

JR東海の新幹線は、列車により15秒単位で規定されていて、発車時刻によっては1分の巾がある。追い越し駅で待機している前の列車との兼ね合いという。益々細かな規定である。

待つのに抵抗がある私でも、発車時刻の1分前にはホームに着くよう努力している。









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曽田英夫

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この記事へのコメント

2016年09月22日 16:20
東海は、在来線の乗務員さん用ダイヤ表示を見ても、15秒刻みで書かれていますね。
新幹線でも困るのが、「駆け込み乗車」。何かの加減で、ドアを開け直して安全確認になると、ロスタイム発生(>_<)
2分程度だと700系Aなら、走行余力があるので、調整できたりはしますけれど、迷惑であることには違いないですね。

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