点滴の思い出

横浜市の病院施設内で、連続殺人と思われる謎の事件が発生している。点滴の中に異物が混入されたのが原因らしいが、素人では出来ない巧妙な手口が謎の度合いを深めている。幸いにして健康な身体に生まれついた私は、長年点滴の世話になったことがなく、70才台に入って脳内出血で入院した時に始めて体験した。

初めて点滴を受けた時は緊張した。私の左右の腕の血管は非常に細く、採血の時などは、その細い血管が動き廻るのでナースが苦労する。左腕でうまく行かなければ右腕と、何度も針で突き刺された。単なる一時的な採血でも一騒動なのに、暫く針を刺された儘になる点滴に対して軽い恐怖心すらあったのである。

病室で点滴が始まって、丁度薬液がなくなるカッキリの時刻にナースが針を抜くために来室するタイミングの良さに驚嘆した。聞けば、ナースステーションに百均で売っているキッチンタイマーをセットしたから判ると言う。成る程と思ったが、大病院で百均のタイマーと平気な顔で言うナースの正直さに好感が持てた。

ただ、点滴液の袋に薬液が無くなっても、ナースが来てくれないと不安になった。薬液が切れた後、血管に空気が入り込んで死ぬことがないかとの懸念である。聞けば、点滴袋に薬液が無くなれば、チューブの弁が自動的に閉じて空気が入り込むことがないらしい。

点滴袋を吊るすキャスター付の柱を何と言うのか、ナースの答えは様々であった。“点滴柱”とか“点滴袋吊り”、中には“コロコロ”と言う看護師もいた。正しくは“点滴スタンド”と言うらしい。どう言おうと互いに通じているのである。





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