何となくダサイ感じの名古屋

方言や発音を文字で表現するのは難しいがやって見よう。普通“名古屋”と呼ぶ時は、最初の「ナ」を一番強く発音して、「ゴ」から「ヤ」へ順にトーンを下げる。「メラ」とか「敷」と発音するのと一緒である。

ところが名古屋人は、「ナ」と「ゴ」を同じ音程にして、最後の「ヤ」で語尾を強く跳ね上げて発音する。例えば、「山」とか「松」と同じ口調で“ナゴ”と発音すると名古屋人の言い方になる。

高校生の時だった。級友と連れ立って伊吹山に夜間登山した。この山は木がなく、夏の昼間は太陽の直射を浴びるため、涼しい夜間登山が主流である。月明かりの夜は、懐中電灯も要らない程明るい。中腹辺りで休憩していると、丁度向かいに同じ年頃の女子生徒の一団が休憩していて、その中に月光も欺くような美少女がいた。異性を感じ始めた年頃でもあり、思わず「どちらから来られたのですか?」と声をかけると、その美女の唇から、「ナゴだぁ」と例の汚い訛りが返ってきた。胸のときめきも一挙に醒め、「お先に」と言って登り始めたことがある。

名古屋弁というものがあると知ったのは、それから後のことである。京都から名古屋に引っ越した叔父の話では、正しくは尾張弁と言うらしい。「オキャアセ」という意味不明の言葉も教えてくれた。

その名古屋が“都市ブランド・イメージ調査”で、「行きたくない街」のワーストワンの30.1%、「どの程度行きたいか」では最低の1.4%という不名誉な結果が出たと発表された。金の鯱鉾やキシメン、手羽先など名物があるのに何故?の感があるが、活発な経済活動にも関わらず「田舎臭い」イメージがあるのだろう。






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