運転席から見た横断者

新聞にこんな記事があった。『大阪府内で昨年、65歳以上の高齢者が夜間に歩いて道路を横断中に起きた交通死亡事故を府警が分析したところ、左から来た車にはねられたケースが、右からの4倍に上ったことが分かった。渡り始めより、渡り終わる後半が危険なことを示している』。

この記事は、高齢者が横断歩道を歩いていたか、車道を横断したかは触れていないが、高齢者の多くは横断歩道でない所を渡るクセがあることは多くのドライバーが知っている。そんな横断者(横着者?)に限って車が左から来るか右から来るかは余り注意しない。

上述の記事は歩行者に対するもので、横断歩道の中央まで来たら、改めて左から来る車に注意せよとの警告である。徒然草にある「高名の木登り」の段で、弟子が地上近くまで降りて来てから親方が“注意して降りろ”と助言する一節と同様である。

しかし、本当に注意すべきはドライバー側にある。横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても止らない車が10台に9台との調査結果があった。私もウォーキングの途中で信号のない県道の横断歩道を渡ることがあるが、通勤時刻でもあり、渡ろうとしても車は止まってくれない。道路の中央で立ち止まっても、背中と前方を車が行き交う経験は何度となくある。

車の運転は認知症の予防効果があるとの医師の見解を読んだことがある。運転中は前方だけでなく、バックミラーやサイドミラーを頻繁に確認する視神経の動作が脳を刺激すると言う。運転暦の長さから自分の腕を過信した漫然運転、前方不注意を避ければ、自動車事故は軽減される筈である。







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