これもフェイク・ニュース?


一昨日のこのブログ・ページで取上げた“猿に育てられた少女”の衝撃的な話は、実話ではない可能性があるとの情報が追っかけて入った。少女を見つけた時は、猿の一団に取り囲まれていたとの警官の話や、病院に運び込まれた時は、少女は動物のように這い回り、奇声を上げて食べ物に喰らいついていたとの医師の証言もあるが、では何故疑問が出たか?

豹など猛獣が多く生息する密林の中で、無事に少女が猿と共に長く生活出来た筈がないとの専門家の観測がある。一方で、少女は捨てられたのではないか、それもほんの数日前、場合によっては数時間前かも知れないとの推測もある。理由は、少女は何らかの障害を持っていて、歩行困難、言語障害があり、これが話が出来ないとか動物のような歩行動作の原因になっているとする。

またインドでは男女差別の極めて厳しい風習があり、男の子は大事にされるが、女の子は粗末にされるとか捨て子にされることは良くある。女の子で障害を持った子となると尚更である。その証拠に、密林で発見されたと大々的に顔写真付きで報道されても、名乗り出る肉親がないことでも判るという訳である。

となると、“猿に育てられた少女”と世界的に流布され反響を呼んだニュースは、今流行りのフェイク(偽)ニュースではないかとの声もある。一昨日のブログの出典はワシントンポスト(WP)だったが、今回のニュースもWPからである(英語こちら)。ただ、WPは前回のニュースはAP通信も報じていたとフェイク・ニュース逃れに他社を巻き込んでいる。

正しい報道の難しさを実感させる話である。






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック