「ディスられる」とはどんな意味?

ネットで安倍政権の集中砲火記事を読んでいたら、読者からのコメント欄に、「ディスる」とか「ディスられる」など訳の判らない言葉が出て来た。普通は文章の前後の脈略から意味が推測出来るのに、これには参った。

調べて見ると、「軽蔑する、批判する」の意味で、英語のディスレスペクト(disrespect)から来たものとある。それなら判ったが、「ディス(dis-)」は物事を否定する接頭語である。別に“respect”にだけ付くものではない。より頻繁に使用されるものに、例えば“disable”とか、“disadvantage”、“disappoint”、“disagree”、“discount”など沢山ある。数ある“dis”付き単語の中で、「ディスる」の意味を「ディスレスペクト」だけに限定する理由は何か。

“respect”は日常生活で多用される単語だが、“disrespect”となると口語で使われることが少ない。辞書によると“レベル13”で優等生ランクの一段上、最上級一歩手前に位置している。頻繁に使われる言葉ではないが、トランプ政権誕生後のNYタイムズやワシントンポストなど言論紙に良く出るようになった感触がある。

こんな外国語を引っ張り出して来て日本語にするのは、日頃スキャンダルばかりを追う芸能記者とは思われない。米国に駐在経験のあるマスコミの特派員かそれなりの学識のある帰国子女の手によるものと推測されるが、それにしても「ディスられる」という表現は程度の低い、下品な印象を与える。他に、「ディスられた」とか「ディスり返してやる」の表現も並んでいて、少なく共美しい日本語ではない。

高度な英単語を程度の低い日本語化した不思議な言葉が現れたものである。






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