白人至上主義という思想


米国バージニア州で、白人至上主義グループとこれに抗議するグループの両デモ隊が衝突し、30人以上が死傷した事件で、州知事や識者多数が白人至上主義側に対し強烈な非難声明を出した中で、トランプ大統領が明確に批難しなかったため新たな火種となっている。

白人至上主義は明らかな人種差別で、彼らの眼からは我々日本人は被差別人種である。ただ日本は鎖国の歴史を持ち、今でも移民受入に潜在的な抵抗があるため、国内で一緒に生活する白人は僅かで、白人至上主義の影響を受けることなく我々は全く無頓着である。従って、この思想に対する知識は日本人には一般的に乏しい。

調べて見ると、旧約聖書で「白い色は善、黒い色は邪悪な闇」とされていた時代からの人種差別と民族移動や海外侵略で、一時的にはエジプトや蒙古などの優位があったものの、最終的には白人支配が定着した歴史がある。米国でアメリカン・インディアンを駆逐した英国移民、マヤ・アステカ・インカなど原住民を押さえ込んだスペイン人、アボリジニの白豪主義の悲劇など、民族の歴史は白人至上主義で貫かれている。南アフリカのアパルトヘイトなどはその最たる象徴である。

その後世界は、民族和解・皮膚の色による差別撤廃を経て現在は表面的には平等社会を形成しているが、底流にはまだまだ根深い白人至上主義の血が流れている。今回バージニア州事件でのトランプ大統領の言動、かってのブッシュ大統領のハリケーン・カトリーナ対応姿勢などはその表れだろうし、太平洋戦争で日本に対した連合軍には、イェロー・モンキーの思想が全くなかったとは言えまい。







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