日本の冬季五輪への関心度


平昌五輪開幕まで後二日となりメディアの報道も熱を帯びて来ている。ただ過去の日本の冬季五輪に対する関心は、地元の札幌と長野大会を除いては夏の五輪に比べて、概して低かったと思っている。

雪と氷を舞台にしたスポーツだけに、過去の開催地は北海道より緯度が高い欧州と米国に偏在している。参加国も世界規模という訳には行かない。南アジアや中東、アフリカ、中南米の大部分の国々には無縁の世界である。

日本でも、スキーやスケートが外国から導入されたのは、ほんの100年を僅かに超える程度で歴史が浅い。夏のオリンピックの多くの競技が外国からもたらされたのと同様、冬のスポーツも海外からの輸入であるが、欧米に比肩する雪国を抱えているにも関わらず、輪かんじきや雪橇の生活の中でスポーツとしての取組みが遅れたのかも知れない。

それでいて日本は冬季五輪の第二回大会から参加している。アジアからの参加としては早かったのである。ただスキーにせよスケートにせよ競技の世界レベルには程遠く、“参加することに意義がある”大会が続いた。初のメダリストはアルペンスキー男子回転の猪谷千春選手で銀を獲得したのは初参加から20年後であった。

ただその時は昭和31年、スキーはまだ一部の富裕層の贅沢な趣味として今のように一般的ではなかった。丁度、自前のヨットで大洋で遊ぶ別次元のようなものである。その日本が、冬スポーツへの大衆化により、札幌・長野の五輪を経て国際的な実力を持つ選手層が出て来た。

メダル獲得の増加と共に、メディアの過熱が国民的な関心を高めたのである。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック