ビール6千年の歴史の転換


特に夏場の暑い季節には、その喉越しが何とも堪らないビールは紀元前4千年のメソポタミア時代から続いていると言われるので、まさに人類の発展と常に共にして来た類のない飲料である。そのビールがここに来て、若者のビール離れとか全国的な消費量激減に見舞われている。

どんな宴会やパーティでも、「取敢えずビールで乾杯」と始めるのが常道であった。国税庁も格好の税収と狙いをつけ酒税法を改悪して税率を上げた。これに対抗し業界は発泡酒を開発し、これが売上増を示すと政府はこの方面の税率も上げた。民間の汗水流した開発品に容赦なく悪乗りしたのである。民間も負けない。次いで第三のビールを世に出した。都度税率を上げる訳には行かない政府は、今度は量販店の安売り規制を打ち出した。

ビール離れは、このイタチごっこに疲れた国民の反応かと思ったら、日本だけの現象ではなかったらしい。米国CNNニュース電子版に『さようならビール、次の流行はノンアルコール飲料』の記事が出ている(英文こちら)。

かねてビールには発がん性物質が含まれていると学会から警告を出されているが、税収の大きな財源なので業界は元より政府も警告を無視した。ただ、一般消費者はビール腹と言われる肥満やその他健康上の懸念からビールを避ける傾向が欧米で加速している。

この結果、大手ビールメーカーはノンアルコール飲料の製造に力を入れ、バドワイザーは全生産量の20%がノンアルコール、ハイネケンはビールの売上げが低下する中、ノンアルコールは9%増を確保するなどの実績を上げている。

『ビールのような味がする』という評価から、『これが現代のビール』との評価に変わっているらしい。






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