究極の穴あきジーンズ

日本でジーンズが若い世代で一般的になったのは1970(昭和45)年頃からと言われているが、古くは終戦後に日本に駐留した米国の進駐軍の余った衣料品を流出した中にあったのが初まりらしい。ただ、昭和45年には若者から脱皮して働き盛りの中年に入っていた私の世代は、丁度ジーンズ(我々はGパンと言っていた)を着用しない年代の最後であった。

とは言っても、私と同年代でGパンを履いた人もいる。ただ私は結局履かないままで終わった。Gパンを履かない自分としては、膝頭の破けたGパンを平気で履いている若者、特に女性が奇異に見えた。いくら懐の乏しい年頃でも破れるまで着倒すのは、見栄を尊重するので恥ずかしい筈である。私の小学校の頃は、スボンの膝頭が破れているとオフクロが継ぎはぎしてくれた。元々のズボンの素材と異なっても、色や模様が違うのを承知で当て衣をしてくれたのである。

部下に若い女子課員が多かったので、何故あんなみっともない格好をしているのか聞くと、世間知らずネという顔をして、あれがファッションだと言う。驚いたのは、買いたての新しいジーンズを持ち帰り直ぐに何ヶ所か自分で破るという。もっと驚いたのは、破れた穴あきのままで新品売場で売っているという。まるで古着販売店ではないか。

その穴あきジーンズの究極のデザインのものがデニム社から売り出されたとCBSニュースが報じた(こちら)。長ズボンだが“究極の穴あきジーンズ”で衣料と言えば、見えてはいけない腰の部分をジッパーとボタン付きの小さな布と両脚に添う紐状の布だけ。殆ど材料費が不要の筈なのに、価格は2万円近いという。それでも人目を魅きたい女性の心理か、ネット販売では直ぐに売り切れて、現在は順番待ちとなっているという。

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米国での話だが、さて日本でこれを着用する美脚自慢の女性がいるかどうか、いたとして何才までの女性が着用するか。確実なのは、80才の私がGパンを履かないのと同様、同年の女性もこの究極の穴あきジーンズには尻込みするだろうことは確実である。







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