退院後初のウォーク


退院直前の計画では、一ヶ月の入院生活で足腰の弱った体力を回復するために、まず自宅付近の散歩を始めることだった。院内のリハビリのトレーナーからも賛意を得ていた。

その計画が根底から崩れたのが、連日の猛暑である。全国で一・二の高温を続ける京都市に隣接する我が滋賀県も、引きづられて連日37~38度の日が続いている。入院生活中、毎日冷房で冷え切った身体を、いきなり猛暑の街中に放り出されるだけでも過酷であった。

加えて、運動している生徒達だけでなく、応援席で座っているだけで熱中症で倒れたり、学校の運動場に集まって校長先生の話を聞いているだけで救急車に搬送される事件が相次ぎ、遂には屋外のスポーツ禁止を打ち出す学校も出て来た。

こんな中で、例え自宅付近を短時間でも退院直後の人間が照りつける太陽の下を歩くことが許される訳はない。病院からは、猛暑が続く間は外出不可のお達しを受けた。

では気温が何度になれば外出出来るのかと訊くと、気温の高さではなく、照りつける日差しの強さによると言う。少々気温が高くても、曇りで日差しが遮られておれば良いと言う。

元々、毎朝一時間半、7.5kmのウォーキングを日課としていた男である。いきなり、その域に達しなくても、少しづつ歩く距離を延ばして行くことを考えていた。それが退院して帰宅後5日、毎日足止めを喰らっている。毎日1万~1万5千歩を記録していた歩数計が、このところ家の中をうろつくだけの500歩以下なのは寂しい。

これはイカンと今朝は6時に散歩に出ることにした。幸い、今朝の太陽は薄い雲の陰でおぼろに輝いているだけである。退院後初の散歩に出た。家を出て近くの田畑の間の細道を通り、横に広がる遺跡公園を半周し、新築戸建ちの住宅の間を通って帰宅する一周10分間、2800歩に過ぎない散歩だったが、早朝の清々しい空気だけでなく、気持ちまで清々しくなった退院後初のショート・ウォーキングだった。




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