北朝鮮で拘束された男



北朝鮮で日本人男性が拘束されたという速報には接していたが、続報で地元の滋賀県出身らしいと聞いて驚いた。近江にも無茶をする男がいる。下記は京都新聞電子版記事の一部である。

北朝鮮で現地当局に拘束された日本人男性について、映像製作の仕事に関わっている滋賀県出身の39歳とみられることが12日分かった。日本政府関係者が明らかにした。北朝鮮西部の港湾都市・南浦で軍事施設を撮影した疑いをかけられた可能性も浮上。政府は情報収集を急ぐとともに、北京の大使館ルートを通じて早期釈放を求めている。
 関係者によると、男性は外国の旅行会社が企画したツアーを利用し、今月上旬から北朝鮮入りしていた。過去にも北朝鮮に渡航していたとの情報もある。


日本政府は、外務省海外安全ホームページで、「目的の如何に関わらず、北朝鮮への渡航自粛」を求めている。移動の自由の観点から、渡航禁止指示は出せないが、これは日本政府による勧告である。にも関わらず、“外国の旅行会社が企画したツアーを利用”して北朝鮮入りをし、“軍事施設を撮影”するというのは意図的である。

私が始めて海外出張で当時のソ連へ、横浜からバイカル号でナホトカ経由モスクワに出張した時は、旅行社から事前に撮影禁止の場所を詳しく叩き込まれた。現地の鉄道・橋・港湾・空港設備は全てアウトだった。バスが軍事施設近辺を通り過ぎる時は、窓のカーテンを下ろされたものである。

今回、日本人拘束のニュースを聞いた時は、数年前の日本人イラク人質事件を思い出させた。政府の渡航自粛勧告を無視して拘束された日本人が帰国後に、「政府は自国民を救出する義務がある」と開き直って国民を激怒させ「自己責任」という言葉が流行したことがある。

政府の勧告に背いた行動は、やはり「自己責任」である。丁度、洪水で避難勧告や避難指示が出たにも関わらず、避難せず犠牲になった場合と同様である。






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