米国の高齢者運転事情

我が国では、高齢者による高速道路逆走とかコンビニ店舗にノーブレーキで突っ込む事件などが常に大きく報道されるが、これは警察庁による高齢者への運転免許証自主返上を進める意図的な報道操作であることは良く知られている。事実、自動車事故件数などは、若年層に比べ相対的に少ないのはデータが示している。しかし、高齢者への運転能力低下への不安を助長しているのは疑いない。この傾向は自動車王国米国でも同様らしい。

CBSニュースに、『第一線を退いたら運転を諦めるべきか?』と題した報道がある(こちら)。米国自動車協会が約3千人の高齢者に面接調査した結果である。

この内、83%がまだ運転免許証を保有しているが、お互いに触れたくない話題であり、家族にも運転技術については話したくないとある。この年齢の1/3は毎日最低1種類、多い人ではそれ以上の常用薬を飲んでいるが、その中に運転に支障がある副作用について関心を持つ人は少ない。

高齢者運転手の多くは、運転中に眠くなったり、無意識にふらついて車線変更をしていたり、取締りに引っ掛かって切符を切られた人も15%いる。運転について潜在的な不安を覚えている人も多い。

ただ、高齢になっても引き続き仕事についていて通勤に必要なこと、日用品を購入するショッピングセンターが自宅から遠いこと、孫の通学の送迎など、運転キーを返上出来ない事情もある。

一方、65~74才及び75才以上のグループでは、他の年齢層に比べ衝突事故が最低という連邦道路管理局のデータがあり、また高齢者層はシートベルトの着用、法令速度遵守、飲酒運転自粛、運転中のスマホ禁止などの点で最も優れているとのコメントがある。

米国でも、日本の高齢者運転事情と全く変わらないのが良く判る興味ある記事であった。



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