麻生副総理、東大卒の市長批判



麻生副総理は、福岡市長選挙の応援のため訪れた同市内で、北九州市長を「人の税金を使って東大へ行った」と批判した。福岡市長選挙で何故北九州市長が標的にされるのか、北九州市長もはた迷惑だろうが、例によって福岡市長と北九州市長の区別がついていないのかも知れない。

それ以上に問題なのは、家庭の経済的な理由で高等教育が受けられない人材を救済しようとの政府の掛け声に反すると見られる発言である。

ご本人は、経済的な苦難もなく、受験戦争も体験せずにエスカレータに乗って学習院まで行った人である。ご自身の教養、知識、人格に照らして、東大卒に潜在的な引け目を感じているのかも知れない。

同じような世襲の経歴を踏んで東大卒に劣等意識を感じているに違いない人に、この国のリーダーがいる。そんな総理・副総理の掛け声で、家庭の事情による有能な青少年に高等教育を補償する政策が真剣に進められる筈がない。それ以上に、改憲・防衛力強化が優先されている。

東大卒の市長や国会議員が全員有能とは決して言わないが、今回の副総理の福岡市長選応援演説では、国立大学卒業者を税金泥棒と見ている一方、高等教育を受ける権利を提唱する政府が如何におざなりな教育方針を掲げているかを垣間見た感じがした。



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