高齢者とグラウンドゴルフ


町内の知人に誘われ70才になってからグラウンドゴルフを初めて今年で丁度10年になる。河川敷の常設グラウンドゴルフ場まで車で6~7分という地の利もあって、天候に恵まれれば町内の同好会及び所属のクラブに各1回ずつ、週に2回プレーに出かける。

所属クラブは市の体育協会傘下のグラウンドゴルフ協会に属している。協会加入会員は約6百名、平均年齢は75才を少々超える高齢者団体で内女性は半数近い40%を占める。市体育協会の中で随一の団体で、平均年齢も突出している。このグラウンド協会では毎月一回、月例コンペを開催し、所属各クラブの有志約250名が一堂に参集する。市長がやって来て、年寄りばかりが大勢元気に寄り集まっているのを見て、グラウンドゴルフは高齢者の健康維持増進に貢献するとして、市長杯を開催して積極的に支援している。

会員の中には、毎日ゴウラウンドゴルフをする年寄が多く、私のような週2回というのは怠け組に属している。

グラウンドゴルフが老人中心というのは全国的な傾向であり、従来のゲートボールが衰退傾向にあるのと反比例して人口が増大しているらしい。この現象に着目したある大学生が、『高齢者にとってグラウンドゴルフをする意味とは』と題した卒業論文を提出、人間科学・心理学から考察し、日本体育学会でも発表された興味深いレポートがウェブにアップされている。

単に健康のために良いという短絡的な内容でなく、数々の立証調査から『①身体能力や社会的地位に優れているものが影響力を持つということではなく,人対人という対等な他者関係の中で自己の存在意義の確認ができ、②グラウンドゴルフをすることで自己を表現でき,自らの身体感覚を確認でき,③それらが様々な老いの立場との関連の中で行われる』とし、『グラウンドゴルフをする高齢者を理解しようとする際に,老いの自由さ・老いに対する立ち位置を変化させているという視点の必要性が提言できる』と結論付けている。

グラウンドゴルフをする当事者としては、首をかしげる部分もあったが、全体としては面白い報告書であった。



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