大阪メトロ、英文誤表示騒ぎ

どの町も道路の名前は「xx通り」と呼ぶのが普通だが、大阪市内では南北に走る通りを「xx筋」と呼ぶ。市内の中央に「御堂筋」が走り、西側に「四ツ橋筋」、「なにわ筋」が平行している。反対の東側には「堺筋」・「松屋町筋」・「谷町筋」・「上本町筋」が並走し、多くの場合その下に地下鉄が走っている。「松屋町筋」はJR大阪駅より北へ延びると「天神橋筋」、「谷町筋」は「天満橋筋」に呼称が変わる。

大阪メトロの英文ホームページには、例えば「堺筋」を“SAKAI Muscle”と表示されていたらしい。また「天下茶屋」駅を“World Teahouse”と文字通り逐語訳で表記、「三両目付近」を“near eyes 3”となっていた。「三両目」を「両目が三つ」と理解するのは人間業(わざ)ではない。案の定、人が訳したのではなく、マイクロソフトの自動翻訳ソフトのいたずらと判明した。

こうなると話は面白くなる。他にどんな例があるかチェックしようと大阪メトロのホームページを開いてみたら、「当社ホームページの外国語ページにつきましては、メンテナンスのため当分公開を休止します」との記事が出ていた。市民から失笑と揶揄の炎上で外国語ページを削除したと見える。サイトを見ると、英文表示だけではない。中国語表示も大変なものだったらしい。

ここで誰もが不審に思うのは、大阪メトロの関係者が誰もチェックしなかったのかということである。余程英語に無頓着な人の集団らしい。大阪メトロだけでなく、一般の企業でも英文資料の翻訳を外注して、アルファベットが並んでいれば満足する所が多いと聞く。

マイクロソフトのパソコンの取説やサポート情報は、すべからく自動翻訳と言われる。確かにオカシイ表現と感じても“World Teahouse”のような人をバカにした誤訳はない。英語から日本語への変換に比べ、その逆は技術的に難度が高いのかも知れない。

しかし、“Sakai Muscle”が“Border Muscle”でなかったのは、それなりにチェックが働いていたと思うのは考え過ぎだろうか。




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