新聞と週刊誌の取材能力



辣腕の有能記者を多く抱えた新聞社と週刊誌の記者に取材能力上の差があるとは決して言わないが、芸能や娯楽分野でない政治・社会分野の調査報道でも週刊誌の方が主要メディアに先駆けてスクープする記事が目立っている。一方、新聞は何らかの圧力に忖度して自主規制し報道しない、知らせない姿勢もあると言う。下記の5ヶ月前の出来事が今になって週刊誌により日の目を見たのはこのどちらが作用しているか。


白須賀文科政務官を乗せた車が“当て逃げ”

 緊急事態に備えて東京に待機する「在京当番日」のうち、就任から半年間で13日間、選挙区の千葉県に滞在していたと報じられた、文部科学政務官(科学技術担当)の白須賀貴樹・衆院議員(44、自民党)。その白須賀議員が同乗する車が在京当番日に、地元の千葉県で物損事故を起こし、運転していた公設秘書が道路交通法違反の容疑で書類送検されていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
 
 事故を起こしたのは、やはり在京当番日だった今年1月12日午後2時半過ぎ。白須賀議員を乗せた車が千葉県松戸市内で20代の男性が運転する車と接触。ドアのサイドミラー同士がぶつかったものの、白須賀議員の車はそのまま現場から走り去ったという。
 
 千葉県警関係者が語る。

 「被害者はすぐに110番通報しました。車は、白須賀議員の私用車だった。松戸署はその後、運転していた公設秘書と、同乗していた白須賀議員から事情聴取を行っています。公設秘書は今年3月、道路交通法違反容疑で書類送検されました」
 
 交通事故に詳しい加藤博太郎弁護士の解説。
 「当たったことを認識していたのに警察に報告しなかった場合、道路交通法上の報告義務違反にあたります。物損事故にもかかわらず、書類送検されたということは、警察側も悪質だと見て、被害届を受理して捜査したのでしょう。同乗者も“当て逃げ”の事実を承知していたのであれば、道路交通法違反の幇助に問われかねないケースだと思います」
 
 白須賀事務所に事情聴取の有無などについて尋ねたところ、書面で次のように回答した。

 「現在捜査中の案件のため、捜査等への影響を考慮し、コメントは差し控えさせて頂きます」
 
 5月23日(木)発売の「週刊文春」では、事故の詳細のほか、白須賀議員の人物像、白須賀議員との一問一答などについて詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月30日号)

週刊文春は、”事故の詳細の詳報”に焦点を当てているようだが、東京常時待機の特命を受けた政務官が職場放棄、特命無視を決めて地元に勝手に戻っていた方が問題が大きい筈である。





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