今年の滋賀県参院選挙



今年の参院選挙が終わって一週間。今年の滋賀県では、自民党から現職の二の湯武史、野党共闘で元滋賀県知事の嘉田由紀子、新人でNHKから国民を守る党の服部修の三氏が立候補し、事実上自民党と野党共闘の一騎打ちで、全国の激戦区の一つとなった。

自民党は安倍首相や菅官房長官、小泉信次郎議員など自民党の選挙の顔が相次いで来県。安倍首相は二回も訪問する力の入れようだった。野党の各党首も駆けつけた。

投票率は全国平均を僅かに上回ったものの51.96%で、3年前に比べ4.56%ダウン。投票結果は;

嘉田由紀子: 291,072
二の湯武史: 277,165
服部  修:  21,358

滋賀県は伝統的に保守色の濃い土地だが、特に湖南にある各都市は京阪神のベッドタウンとして、珍しく人口増加が著しく若年層が増えている。従い、投票結果は年々伝統の保守色が薄まっている傾向がある。

現職だった二の湯氏は自民党の主流となっている二世議員で、父は京都選挙区で参院議員として選出されており、全国でも珍しい親子同時議員であった。前回選挙で初当選していた。党本部挙げての力の入れようにも関わらず、僅差で伝統の保守地盤を野党共闘に明け渡した。敗戦の弁は、「知名度の差」とこぼしている。

本当にその通り。知名度の不足だったのである。その理由は何か。ご自身は在任中、県民の支持を得るような活動は何もしていなかったためである。対立候補は元知事時代に県議会承認寸前だったJR新幹線栗東新駅建設を県民の利益にならず、県財政を悪化させるだけとして計画を中止し、また国が進めていた大型ダム建設も同様の理由で凍結し、いずれも県民の圧倒的な支持を受けた。その当時の知名度が、国の中央の計画に背を向けたとして伝説的に残っている。

しかしそれも5年以上前の話。その後に参院の席を得たご本人は、県民への国政報告一つなかった。まさに、何をしていたのか判らず、知名度を上げる努力は何もしていなかった。その意味で、自分に知名度が欠けていたと自覚していれば救いがあるが、対立候補の5年以上の働きによる知名度に対抗する働きがなかったことを反省すべきである。国会で政権与党に賛成票を投じるだけが働きの議員では、県民の支持を受ける筈がない。




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