店先のボックスティッシュが消えた



どの家庭でも必需品としてボックスティッシュがある。スーパーやドラッグストアの店先の移動棚に積み上げて、一箱400枚(200組)入りが5箱セットで、本日の目玉商品として良く販売されていた。目玉商品の代表格とされていたこのボックスティッシュが、最近店先から姿を消してしまったのである。


目玉モデルは当初一箱400枚(200組)5箱セットで日によっては250円そこそこで売られていたが、その後値段は同じでも360枚(180組)になり、続いて300枚(150組)に枚数が減り、今では200枚(100組)まで半分となっている。枚数に反比例して価格も上昇し、直近では200枚(100組)でも300円台に突入していた。その目玉モデルが最近店先から姿を消したのである。


男の私が何故こんな所帯染みたことを知っているかには理由がある。グラウンドゴルフのコンペの時、ホールインワン達成者の商品としての定番で、我がクラブだけでなく、上部団体である市のグラウンドゴルフ協会の大会でもボックスティッシュを提供している。当初は1箱100円に満たないので賞と称するには大袈裟に過ぎ、お祝いの意味だった。それでも、クラブのコンペ一回につき10箱前後は出て行く。どのクラブ共、私のような購買担当者は毎朝新聞の折り込み広告を見て、目玉として売り出されればまとめ買いに走ったものである。


この目玉商品が姿を消したのである。サウジ油田の爆撃により値上げが予想されたからではない。爆撃事件以前から目玉商品から撤退していたのである。お蔭でホールインワン賞調達担当者はどのクラブも苦境に立たされている。


ところが世の中は安物ばかりを追い求める層ばかりではない。「日本では1巻12ドル(1300円)のトイレットペーパーを奪い合い」とのCBSニュース(英文こちら)を見て驚いた。高知県にある従業員10人の望月製紙が5年前から売り出した“兎印”の高級トイレットペーパーで、元々月産300巻だったが、需要に追い付かず今は毎週12000巻がリミット、それでも半日で8千巻売れて行く現状に苦慮しているらしい。


アベノミクスは格差社会を拡大したが、トイレットペーパーの需要層にまで及ぼしていた象徴的な現象である。





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