話題の多いサッカー・ワールドカップ



次回サッカーW杯は2022年にカタールで行われる。大会に向けてアジア予選が早くも66日から始まった。現在は2次予選が各地で開催されている。サッカーW杯は何かと話題が多いが、早くも今月10日のイラン・カンボジア戦でイラン女性が史上初めて直接観戦が認められた。但し、1万人収容可能のスタジアムで3500人に限定されたため、場外では熱狂した女性ファンが溢れたと伝えられている。


もう一つの話題は、今週火曜日の1015日に北朝鮮平壌で行われたアジア大会グループHの二次予選、韓国と北朝鮮での対戦で0-0で引き分けた試合である。前回、両チームの対戦は10年前にソールで行われ、この時は韓国が1-0で勝利した。試合終了後、北朝鮮ファンから「韓国は試合前、北朝鮮選手に毒入りの韓国料理を提供した」と根拠不明の抗議が流布された話題が記録に残っている。


今年の予選で韓国チームは平壌まで1時間足らずで行ける軍事境界線越えルートが北朝鮮より許可されず、北京経由で3時間以上かけて平壌入りをした。予選は金日成スタジアムで行われ、両国の国歌が流れ双方の国旗が掲揚されたが、ファンの入場は許可されず5万人収容能力がある競技場には観衆は一人もいなかった。韓国チームの役員も厳重な身体検査の結果数人が入場しただけで、報道陣やテレビカメラは完全にシャットアウトされた。


試合は無観衆・無中継の下で行われ双方共に無得点で終わるナイナイ尽くしだった。この北朝鮮の冷たい待遇は、過去の「毒入り料理」の仕返しなどの小さな問題ではない。一時は友好に見えた両国首脳の関係の急激な冷却化けを、予選による膨大な放映権収入、5万人ファンの入場料、応援を兼ねた韓国人の観光収入を犠牲にしても、北朝鮮側の外交姿勢として示したと受け止められている。


試合が終わって帰途の北京空港で選手団の一人が、「無事に帰れただけでも良かった。今回はサッカーの試合ではなく“戦争”だった」と話したという。


出展:ガーディアン電子版(英文こちら




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