中国よりはるかに悪いインドの大気汚染


大気汚染度では世界最悪と言われPM2.5指数を有名にした北京は、実は世界で第8位。北京を遥かに上回る都市が数多くあり、ワースト30都市の内、22都市がインドで占められていた。その他の都市はパキスタン、バングラディッシュと中国である。


世界で最も大気が汚染されている都市のトップはデリー(インド)、次いでダッカ(バングラディッシュ)、カブール(アフガニスタン)、マナマ(バーレーン)、ウランバートル(モンゴル)の順である。いずれもアジア・中東の首都である。


国単位のデータもある。汚染度が国全体に及ぼしている視点から見ると、バングラディッシュが最も悪く、パキスタン、インド、アフガニスタン、バーレーンの順となっている。国の中でも地域により濃淡があるので、国全体を評価基準とするのは国土の面積に左右される。にも拘らず広大なインドが第3位にあることは、如何に多くの都市が汚染されているかが判る。


北京の大気汚染の主な原因は、自動車の排ガスと火力発電のための石炭の燃焼及び重工業からの排煙とされて来たが、トップ5都市や5ヵ国を見れば必ずしも当てはまりそうではない。実は、これら以上の重要要素として農産物収穫屑の焼却、つまり次年度のための畑の整備と土壌の栄養を目的とした野焼きによるものだったのである。特に収穫期の秋が激しい。中国はこの点に着目して、全ての野焼きを禁止する措置をとったため、汚染度順位が改善された。インドは問題が起きてから行動を起こし、中国は先手を打つ国民性の差である。


今や有害粒子レベルにある大気汚染により、インドでは人によって差があるものの、多くの人が目や喉の痛み、喘息症状の悪化を訴え、喘息でない人も咳が止まらない症状を抱えている。冬に向かって大気の汚染度は益々深刻になり、専門家は屋内に居て、屋外での運動を手控え、止むを得ない場合はマスクの着用を薦めている。デリーではマスクを3百万枚無償配布したニュースもある。


出典:BBCニュース電子版(こちら


BBC記事に掲載写真は昼でも薄暗く、信号も良く見えない深いスモグに覆われている現状を紹介している。この記事を読んで、最近の日本の澄み切った秋晴れが非常に美しく、空気美味しく感じた。







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