稀代の顧客無視ソフト「筆ぐるめ26」



現役時代はメーカーに勤めていた。営業・管理畑だったが、全社に“User friendly”の姿勢を常に叩き込まれていた。つまり「顧客志向」である。それがメーカーの常識と思っていたが、これを全く無視した製品を買わされて難儀している。年賀状作成ソフトの「筆ぐるめ26」である。


元々、以前のパソコンにもバージョンの古いものが入っていて便利に使っていたのだが、そのパソコンが壊れ、新しい器械に買い替えた時、何とか以前のデータを苦労して引っ越しをした。幸い大事な住所録は何とか引き継ぎ出来たようだが、年賀状のデザインやレイアウトは移転されなかったので新しく作成を試みた。


ところがバージョンのグレードアップは結構だが、機能の拡大に対応する操作説明がおろそかになっている。当初は新しいパソコンに組み込みされていても、「筆ぐるめ」や「筆まめ」の分厚い独立した取扱説明書が提供されていた。今はそれが省略されて全て電子マニュアルに置き換わっている。それはそれで結構だが、「筆ぐるめ26」では、マニュアルに書かれてある画面が実際の器械には表れない。つまり現実の器械はマニュアルに対応していないのである。


具体的には、賀状の裏面に自分の差出人の欄を入れたかったが、1週間格闘しても入らない。実際には表面で差出人のデータを登録する必要があったのだが、マニュアルにはその指示がないのである。


それ以前に「筆ぐるめ」にはユーザーの苦情が集中している「遅い立上り」にある。私のパソコンで実際にストップウォッチで計ったら3481かかった。ネットでソフトのメーカーの回答の中に、「ソフトに問題があるのではなく、予め器械にインストールしたパソコン側に問題があるのかも」と突き放した回答があった。


年賀状の通信面に差出人情報が入れられない、具体的には「差出人の住所と名前の文字の大きさが変更出来ない」問題を解決する努力を1週間続けたが不発に終わった。


年賀状発送受付締切期限が迫っている。今年は「筆ぐるめ」での作成を断念し、ワードのよる賀状作成で対処しようと思っている。


「筆ぐるめ26」は稀代の欠陥ソフトであった。このソフト代金がパソコンの値段に入っていたのかと思うを腹立たしい。



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