滋賀医大管弦楽団第71回定期演奏会に出席



毎年6月と12月に開催されている滋賀医科大学管弦楽団の定期演奏会が今回は年の押し詰まった1228日に開催され参加した。地元では数少ないコンサートだけに、殆ど毎回欠かさず出席している。


滋賀県でのクラシック音楽のコンサートは大津にある琵琶湖ホールで良く開催されているが、自宅から遠いきらいがあって足が遠のいている。京都に住んでいた時は、市バスでも30分以内に2ヶ所のコンサートホールがあった手軽さに慣れていたので、大津まで出かけるのはつい億劫になる。それに高齢になり夜中の外歩きは医者から自粛を勧告されているのが輪をかけている。その点、滋賀医大管弦楽団の演奏会はお隣の栗東市のホールで開催されている上、開演時刻も午後2時頃とあって出席しやすい。入場無料という利点もある。


開演前にロビーで一部の団員によるロビー・コンサートがあり、今回は私の取り分け好きなベートーベンの弦楽四重奏曲第4番の第一楽章を披露していた。何故かトクをした気がした。


今回の本番の曲目は、ベートーベンのエグモント序曲、ビゼー「アルルの女」第二組曲、フランクの交響曲二短調という馴染み深い曲を並べたためか、年末というのに多数の聴衆が押し掛け、いつもは空席の目立つ舞台袖のかぶり付き席まで満席だった。


指揮者は滋賀医大OBの岩井一也氏で、私が出席し始めた20年前より替わらない常任指揮者である。この指揮者は少し早めのテンポで展開するので、今回のプログラムではいずれも歯切れの良い快適なテンポで好演だった。「アルルの女」組曲はフルートが重要なパートを占めているが、今回のフルートは医学部3回生の現役女性で特に音色が美しく、急ぎ過ぎない落ち着いた名演で聴衆を魅了した。この楽団は以前から木管に達者な人たちが多い。


私のお目当てはフランク交響曲で、今回の案内状の郵送を受けた時から期待していた。私はシベリウスの第二交響曲のようにスケールの大きいゆったりした曲が好みで、フランクもこれに類する。滋賀医大響はメンバーも多く、極力全員をステージに上げる必要があるため、毎回ブラームスやドボルザークのような大曲を取り上げる。モーツアルトのような小編成の曲はやってくれない。それなりに力が入っていて、毎回力演が楽しめる。今回も期待に違わない演奏で満足したひとときであった。




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