天気予報の精度に悩む英国人



英国で先週末、相次いで二つの嵐に見舞われた。先月はスペインとフランスに猛烈な嵐が襲っている。昨年末からはオーストラリアで異常高温による長期にわたる森林火災の原因となった。天気予報はこれらの災害から身を守る準備に役立つものだが、『天気予報とは、何故いつも不正確なのか』と悩む記事が英紙BBCに出ている。


天気予報とは、現在の気象と大気の状態から、気温・気圧・湿度・風力を地球上から総合的に蒐集してスーパーコンピュータ(通称“スパコン”)で解析して予測する。英国の気象庁は、12億ポンド(約1,700億円)の巨費を投じたスパコンを持っている。天気予報の発表はこのスパコンの解析速度が如何にかかっている。


大気の状態は混沌としており、一寸した潮位の変化が陸上に達した時、陸上の複雑な地形の変化により異なる結果をもたらすことは不可避である。


コンピュータ技術の進歩により、向こう4日間の予報が30年前の「今日の天気」と同じ精度で予測されるようになっている。にも拘わらず、地域によって予測と現実の違いが生じるのは何故か。


欧州は多くの政体の集まりである。各国で夫々のスパコンを持っており、異なったプログラムで運用されている。また欧州の地形は夫々の国によって異なる。大気の状態から収集される情報は複雑に異なる。これが予報の統一性を欠く原因である。


コンピュータ技術は日々発展している。処理速度も速くなり、収集される情報量も多くなって、より正確な予報が得られることになる。


出典:BBC電子版(こちら


わざわざこんな記事を掲載する必要がある程、欧州では各国が発表する天気予報に悩みがあることが判る。そう言えば、台風シーズンで台風の卵がまだ赤道付近をうろついている時に、日本へやって来る予想進路が国による発表の違いとして何本も表示されることがある。多くは欧州各国の予測らしい。また、欧州には多くの国が隣り合っていて、お互いの天気予報の番組が簡単にテレビで見られ、局による予報の違いに混乱していると見える。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント