野党のどうにもならない資質劣化



安倍内閣や与党自民党議員の資質低下について、何か不祥事が起こる度に各方面から指摘されている。ところが、この非難が野党に向けられることは少ない。しかし、野党の体質や議会運営の弱体化が安倍長期政権の原因となっているのは誰もが指摘するところである。


辻元清美という人物がいる。現在は立憲民主党の幹事長代行の重要ポストにいる。彼女が小泉純一郎政権の頃、当時社民党だった彼女が議会で「ソーリ、ソーリ」と連呼して首相を追い詰め、「社民党のジャンヌダルク」と言われたことがある。歯切れの良い彼女の発言は一部国民の大きな支持を受けた。土井たか子党首の子飼いだったことが力になっている。ところが彼女が秘書給与流用事件で逮捕され社民党を離党する時、「もっともっと国会で質問したかったのです」と涙ながらに語った時、野党の存在価値とは、単に質問で政府を糾明するだけなのかと私を含めて多くの国民をがっかりさせたのである。


そのDNAは今の野党に受け継がれ共通している。本来、理論闘争で力を発揮した共産党でさえも、今は政府を批判するだけで自分達で政策を立案し提案する場面がない。


一昔前に楢崎弥之助という「国会の爆弾男」と言われた議員が社会党にいた。ロッキード事件やリクルート事件など数々の疑惑事件を自分で調査し暴き出して当時の政権を慌てさせた。自分で政策対案を提案するところまでは行かなかったが、自民党の一党独裁崩壊の契機となった力を示した。今の野党にはこれだけの力を発揮する議員はいない。


最近、新型コロナウィルス拡大防止のため、国民に外出自粛が要請された中を、立憲民主党の高井議員が新宿歌舞伎町のキャバクラで遊興し党から除名された。その後の報道機関の世論調査で立憲民主党の支持率が落ちたのはこの不祥事が原因と同党幹事長が述べているがこれは的外れである。国民はそんな単純なものではない。同党に政権与党に対抗するに足る能力がなく、党首の指導力や露出度の欠如などで失望させたのが原因である。


広く地方を渡り歩き、国民の今の生活状況を自分の目で見て民意を聴取し、自分で打開策を立案して政府に対抗する力をつける必要がある。幸いにも与党自民党も勉強不足で政策立案の能力がなく、官僚任せで胡坐をかいている今がチャンスなのである。





ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント