コロナウィルス蔓延で食用の犬猫取引禁止(中国)



数週間前の米国紙に「コウモリには責任はない。新型コロナ菌を伝染させたのは人間だ」との記事が出たことがある。中国武漢で発生した新型コロナはコウモリに寄生していた菌によるものとの研究発表による。


コウモリは空を飛べる唯一の哺乳類である。飛んでいる時に自分の体から超音波を発し、返って来た情報を敏感に捉えて障害物を避けて飛ぶ。人間と遭遇した時も素早く逃避するので人間に感染させることは出来ない。中国でコウモリを食用にした人間が感染させたとしている。


という訳で中国当局は野生動物の食用と取引を禁止したが、深圳市ではこの程規制をより厳しくし野生動物だけでなく犬猫にも適用し来る5月1日より実施すると発表した。


中国では毎年1千万頭の犬と4百万頭の猫が殺されて取引されている。一部の人達には美食とされ重要なタンパク源だが、一方では犬猫を食べる習慣のない人も多い。この人達から中国で先駆けて、犬猫を殺すという残忍な行為を禁止する深圳市の措置に大きな賛同を呼んでいる。


ただ、中国では昔から「熊の胆」と呼ばれる妙薬があり、中国政府は今回の新型コロナウィルスの患者の治療に熊の胆汁を使用すること認可した。熊の胆汁は生きたままの熊から直接採取する。殺してから採取すると効き目が薄いと言われ、熊にとっては大きな苦痛を伴うとされている。


とは言うものの、熊の胆汁が新型ウィルスに効果があるかどうかは証明されていない。中国政府の奨励に関わらず「野生動物から発生したと思われる致死性のウイルスに対抗するために、クマの胆汁といった野生動物から取れるものに頼るべきではない」との指摘もある。


野生動物を食用だけでなく治療薬としての使用も危険との専門家の指摘は尊重すべきであろう。それよりも野生動植物でなく新型コロナウィルスを死滅させる妙薬を人間の叡智で早く開発して欲しい。


出典:BBCニュース(こちら英文)





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