日本のコロナ感染者及び関連死者数は氷山の一角



日々発表されている日本のコロナ感染者と死亡者数が他の国に比べ異常に少ないことに疑問の声が上がっている。国際比較では際立って少な過ぎるのである。日本の公表する統計が政権の方針に合致するように恣意的に操作されていたり、経済指標に大きな影響を及ぼす賃金統計調査に手抜かりがあった昨年・一昨年の実績が背景にある。要するに、日本の統計数値は国際的な信用が全くないのが遠因している。


ここに英国BBCが発表した日本の新型ウィルス検査が少ないことに疑問が呈されている記事がある(こちら英文)。日本に滞在している米国人が、高熱や呼吸不全により新型コロナウィルスの感染を自覚しながら何十日もの間、自宅待機や医療機関をたらい回しにされ死の直前まで待たされた記録が迫真的な筆致で記載されている。治療のために待ったのではない。検査を受けるために待ったのである。


日本では他国と違って、感染を疑わせる患者が出ても直ぐには検査が受けられない。体温が37.5度を越え、虚脱感があり、呼吸困難などの状況が4日続くなどの条件がある。検査の結果、陽性と判定されれば入院させねばならない。入院の受入れ体制、余力の問題がある。従って、単なる自覚症状だけでは検査は受けられない。


その結果、検査を受けられないまま日常生活を続けている潜在被感染者が相当数いると想定されている。慶応大学の調査では、実際に公表されている感染者の2050倍、つまり日本で28万人~70万人が感染している可能性があると試算している。


日本では既に病状が明らかな人だけを検査している。厚労省の医師向けガイドラインには、患者が肺炎にかかっている場合にだけ検査を勧めるべきとあるらしい。


こんな事情もあり、WHOが発表している国別感染者数の比較では日本の数字が異常に低い。検査対象の基準が異なるのである。この結果、日本は他国と比べて感染者数が少ないので、都市封鎖や外出自粛措置を緩和しても良いとの判断材料にするなら大間違いである。検査をしないまま、また希望しても受けられない人がゴマンといる。その中に既に感染している人がいるかも知れない(私も含めて)。


世界にコロナ禍を広めたのはダイアモンド・プリンセス号の乗客であり、その感染者の扱いを失敗した日本の罪が大きいとの声もある。コロナの検査対象は国際標準に合わせるべきである。




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