時代劇衰退はジャニーズ系タレントが原因



子供の頃の日本映画と言えば時代劇一色だった。たまに家庭劇、ラブストーリーがあっても少数派だった。日本史を学ぶには学校の教科書より映画やテレビの時代劇の方が判り易いとも言われた。特に源平時代や戦国時代、幕末の歴史はこの傾向が強かった。


時代劇は歴史物語だけではない。鞍馬天狗や丹下左膳などのノンフィクションの名作が多い。各地を回る大衆芸能の一座も多くのファンを集めた。今でも「必殺仕掛人」など、時代を経るに従って主役の俳優が変わっても人気のドラマがある。


テレビのBS放送でも、時代劇専門のチャンネルがある。テレビと言えば無料で見られる特典があるにも関わらず、時代劇専門チャンネルは有料である。金を払っても見たいという客層が多い。特に高齢者に多いと言われる。


その時代劇がテレビ番組でも最近とみに少なくなった。時代劇は新番組を編成するにせよ、費用が嵩むことにあるが、理由はその他に主役を務める俳優に問題があると私は見ている。その思いを強くしたのは、NHKの大河ドラマ「新選組」を見てからであった。それまで私は大河ドラマファンで毎年欠かさず見ていたが、以降はガッカリして見なくなった。


理由は明白である。最近持て囃されているタレントはすべからく「草食系」で、時代劇の主役には不向きなのである。近藤勇や織田信長が男らしさに欠ける色白のジャニーズ系では勤まる筈がない。加えて、最近のタレントは脚が長い。代々の時代劇の主役は容貌や態度は男らしいが、脚が短いのが共通点であった。大河内伝次郎、片岡千恵蔵、坂東妻三郎、市川右太衛門、嵐寛寿郎などはおしなべて脚短かであった。袴を両手で抓んで走る姿は足短かでないとサマにならない。


時代劇ファンにはこんな固定観念がある。かっての主役の容貌や振る舞いが時代劇のイメージとして定着している層には、ハンサムで色白の現代の土方歳三には幻滅を感じるのである。


今、時代劇が衰退気味の一因は、「草食系」タレントが主役を務める学芸会のような雰囲気にある。


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