Go To初日とコロナ新規感染者数



『新型コロナウイルスの感染者は22日、全国で新たに795人が確認され、毎日新聞のまとめで1日当たり最も多かった694人(4月11日)を101人上回った。大阪府で121人となって過去最多を更新するなど都市部を中心に増加が目立っている。国が進める旅行需要喚起策「Go To トラベル」事業が始まった22日に過去最多の感染が確認される事態となった』。今朝の毎日新聞朝刊一面トップ記事の出だしである。


ザット流し読みすると、「Go To トラベル事業が始まったと同時に感染者が過去最多となった」と理解されそうな記事である。尤も、そこは一流紙でそうは言い切っていない。「その日に感染した」のではなく、「感染が確認される事態」と正しく報道している。この二つの表現は同じ意味ではない。


感染者が確認されるのは感染した日に検査して4日後と聞かされている。これが正しければ、日々発表される感染者数は、実は4日前に発症していたものである。ここにタイムラグとも言われる時間のズレがある。Go To トラベル実施と共に出発した旅行者がまだ目的地に着かないのに「Go To トラベルが始まったから感染者数が鰻上りに増えた」のは理屈に合わない。


Go To トラベル実施直前に政府の対応が二転三転した迷走ぶりがあった。これに伴って国民の意見も推進派と一時見合わせ派に二分されている。報道各社の論調も同じく二つに分かれている。前記毎日新聞記事の見出しは「新型コロナ Go To 初日 新規感染、 最多795人 大阪121人、埼玉62人」との大見出しである。どう見てもGo To トラベルの精と言いたげな態度が透けて見える。


Go To トラベル見切り発車のウラに、二階幹事長・菅官房長官陣営に「Go Toキャンペン受託団体から4200万円献金」との文春スクープがある。また政府の二転三転の対策は誰がどんな場で決められたかの経緯の説明がない。コロナ対策で各国首脳が連日表舞台に出て対策を発表しているのに、我が安倍首相はこの一ヵ月以上完全巣籠りで公けの前に出て来ない。


こんな状況では毎日新聞が「感染者激増はGo To トラベルの精」と言いたくなるのも判る気がする。





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