プロ野球選手間で呼び合う名前



ネット上のニュースをサーフィンしていたら、『広岡達朗氏、「SBに4連敗した原辰徳を名将とは呼べません」』の記事が目に付いた(こちら)。川上監督の持つ通算勝利数1066勝を抜き巨人歴代勝利記録を更新した日の記事である。


私もかねてから同意見で、いつぞや優勝を決定した時の勝利監督インタービューで、「凄い選手達だ。いざと言う時に力を出す」と語ったのが印象に残っている。この言葉の真意は「誰が監督であっても、選手達が勝手に勝ってくれる」と正直にゲロしたものと聞いた。カネに飽かして他球団から一流選手ばかりを集めた集団なので、監督の采配は無関係だったのである。今日のブログのテーマは原監督の資質を取り上げるのではない。記事の中で次の一文に目が引かれたからである。


カワさん(川上)時代、“国鉄の天皇”と呼ばれたカネさん(金田正一氏)が巨人に移籍してきた時、お手並み拝見という態度で接した』


これを読んで、私の小学校時代の同級生で、後に甲子園で地元の高校を準決勝まで進出させ、後プロ野球に入団した友人が、ことある毎に話してくれたことを思い出した。スポーツのクラブはどこでも年齢による順位序列が厳しい。プロ球団でも同様で、彼の所属は当時のパ・リーグの東映フライヤーズだった。通算16勝を挙げて今では好成績だが、他球団の同期に稲尾和久と言うシーズン42勝を挙げた鉄人がいて、友人の活躍にも関わらず影が薄かった。


その彼の話では、球団内での選手の呼び合いは、先輩年長者に対しては苗字に一部を取って、例えば前述の通りカワさん、カネさんと呼ぶ。同僚或いは後輩には“さん”を省略する。当時、友人の東映球団には今、日曜日朝のTVスポーツ番組で『喝!』と叫んで人気の張本選手がいたが、友人より3才年下だったため「ハリ」と呼んでいたと言う。


この名前の呼び合いは今に至るもこのルールが継承されているらしく、TVのヒーローインタービューの中でも良く使われている。その呼称を聞く度に友人の話を懐かしく思い出す。その友人も6年前、77才で先に逝ってしまった。






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