米国の警官は年間千人もの市民を殺害している



日本の警官は拳銃を持っているが殺人を犯した話は殆ど聞かない。逃亡する容疑者に止むを得ず発砲する場合は、それ以上逃げられないために足を狙い、逮捕して犯行の理由を聴取するとの話を聞いたことがある。ところが、米国の警官は有無を言わさず射殺するらしい。米国民の殆どが銃を携行しているので、応射されることを予想しているのである。


その結果、毎年1000人の市民が殺されていると言う。特に、黒人市民に対する対応は度が過ぎたもので、世界的なBLM(黒人の命も大切だ)運動につながっている。警官による無差別な殺人事件が各地で起っている割にFBIによる公式発表数字に疑念を感じたワシントンポストは5年前から独自の調査を開始した。その結果、約半数以上の犠牲者がカウントされていなかったことが判った。理由は警察のFBIへの報告は自主的なもので、多くの警察で報告を怠っていたことが判明した。


そのためワシントンポストは警察当局の公式発表に加え、各地の報道記事やSNSで広く情報提供を求める方法で集計したのが年間1000人という数値である。具体的に2019年度は1010人だった。犠牲者になった人数は実際には白人が約半数と多かったが、米国の白人人口に対する比率は13%で、全黒人系総人口に対する黒人の犠牲者の割合は2倍以上になっている。ヒスパニック系米国人も似たような傾向にある。


犠牲者の95%以上が男性で、半数以上の年齢は20~40才となっている。警官による殺傷事件は全米各州に及び特に人口密度の高い州、ニューメキシコ・アラスカ・オクラホマに顕著である。


出典:ワシントンポスト電子版


米国警察官が特に黒人差別をするのは、南北戦争時代以来の奴隷制度の名残によるとされていて早急な解決策はないと半ば諦められている。では警官は全て白人かと言えばそうでなく、屈強な黒人警官が多いが、殺傷される市民は白人警官に集中しているらしい。


とすれば、街を歩いていて頼りにするのは、黒人警官ということになる。




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