大坂なおみ、抗議のマスクで全米オープン


大坂なおみ.jpg

大坂なおみ選手が、ニューヨークで開催中の全米オープンテニス大会で、試合の度に異なった名前を表示したマスクを着けて登場し注目されている。その名は、米国白人の人種差別的な暴力の被害になった黒人犠牲者たちである。英国ガーディアン紙が9月9日電子版のトップ記事で報じた。


ジョージ・フロイド。今年5月にミネアポリスで白人警官により足の膝で首を抑え付けられた結果死亡し、米国だけでなく全世界に「Black Lives Matter(BLM)」の抗議運動を展開させた発端となった犠牲者の名である。大坂なおみが試合の都度、7枚の用意したマスクの内、第5番目のマスクで準々決勝の際に着用した。


トレイヴォン・マーティン、2012年に当時17才の黒人青年が無実の罪で射殺され、犯人が無罪になったことで現在のBLM運動の引き金となっている。また、アフマド・アーベリー(25)の黒人男性がジョギング中に白人男性2人に射殺された。前者の母親は「特製マスクでトレイヴォン・マーティンとアフマド・アーベリーのことを訴えてくれたことを大坂なおみに感謝したい」、「心の底から感謝している。成功し続けて欲しい。全米オープンで勝ち続けて頂きたい」との感謝のメッセージを発表し、後者の父親は「私の家族を支えてくれて有難う。貴女の行動と貴女が私の息子のことで我々家族を支援してくれていることに神の恵みがありますように本当に感謝しています。貴女にも神の恵みがありますように」と大坂なおみへの感謝を表明した。


出典:ガーディアン電子版(こちら英文)、上掲の写真も。


こんな遺族の祈りと全米のファンの応援に支えられて、大坂なおみは最終的に決勝まで勝ち進んだ。再び、テニス界の女王だったセレーナ・ウィリアムズとの再対決があると期待していたが、セリーナは準決勝でベラルーシのビクトリア・アザレンカに逆転負けを喫した。アザレンカも四大大会2勝の強者である。大坂なおみもセレーナの敗戦に気を引き締めて再度王者の位置について欲しい。



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント