83年目の正月



まさかここまでと思ってもいなかった2021年の正月を家族三人で無事迎えることが出来た。自分としては83年目である。東京五輪が決まった時でも、「その時はもう」と他人事に思っていたが、コロナ騒ぎがなければテレビでみることが出来た筈だった。若い頃は、21世紀を迎えた時が自分の人生の終わりとの目標だったが、それから20年を経過している。この先も判らなくなった。


とは言っても、今年の正月は今までとは違う出来事というか行動で始まった。大きなことは、元旦のお節料理と祝箸を目にしながらお屠蘇がご法度になったことである。アルコールを嗜み始めて初めての出来事である。お陰でお雑煮とお節料理を食べるのが心なしか早く終わってしまった。この後、例年なら酔い覚ましと腹ごなしをかねて日課のウォーキングを延長し、片道小一時間の近江富士三上山とその麓にある御上神社へ初詣に行くところだが、この20年来の行事も断念した。いずれも、昨秋の胃切除手術のリハビリのためである。


医師からは、今まで1時間半のウォーキングを暫くは30分まで、趣味のグラウンドゴルフは正規コース32ホールのところ16ホールまでとし、その後体調を見ながら延長していくよう指導されている。術後昨日まで実行していたが、今日はウォーキングを30分延長し1時間とした。風は強かったが、青空が広がる好天気で体調が徐々に戻っている感触を受けた。但し歩き方は以前に比べておぼつかなく、自分では不満を感じた。


学生の頃や社会人現役の時代は、実現の可否に関わらず新年には目標を立てたものだが、このトシになるとその気持ちにもならないのが寂しい。今年は昨年のように健康を害して手術を受けることなく、無事平穏に過ごすことと家族の健康を願うことだけが目標である。今朝のウォーキングの途中にある近所の鎮守の神社(それでも奈良時代からの由緒がある)で、初詣としてそのように祈った。