非常事態宣言中でも議員は会食



議員、特に国会議員は会食が日課らしい。国会閉会中で仕事を休んでいても会食は欠かさないと言われる。安倍前総理の毎夜の高級料亭での会食に非難を浴びたが、何も安倍氏だけではない。総理の場合は全国紙が「首相日々」や「首相動静」などで報道するのでバレ易いが、他の閣僚や政党幹部、議員も同じく会食は「政治家の日課」とされている。


週刊誌がすっぱ抜くか、誰かがリークして明らかになる。昨年末に5人以上の会食自粛を要請した菅首相がその日に銀座の高級ステーキハウスで8人会食したのが問題になったが、声をかけたのは首相でなく二階自民党幹事長だった。その二階氏は「食事するために集まったのではない。8人がレストランで会っただけで会食ではない」と日本語では理解出来ないヘンな釈明をしている。


反安倍で清廉色が売り物の石破自民党元幹事長までが、緊急事態宣言が発令された当日、山崎元自民党副総裁ら9人で福岡の一流ふぐ料理店で会食したと報じられた。その他、大人数での会食をすっぱ抜かれた議員は枚挙に暇がない。いずれも指摘を受けたご当人達の共通した釈明は「国民の皆様への十分な配慮が足りなかった」で詫びてはいない。「招待してくれた支持者の行為を無にすることになる」と責任を支持者に転嫁して開き直っている。


指摘を受けた議員達は殆どが自民党だが、野党は清廉潔白なのだろうか?「議員は会食が日常生活」と言われる。野党議員も議員である。自民党議員がいくら指摘を受けても、これを非難する声が野党から出ないのは何となく胡散臭い。


緊急事態宣言で要請に従わない飲食店や入院を受け入れる余地のない医療施設までも入院を拒否すれば罰則を適用する論議が進められている。緊急事態宣言を無視して大勢で会食した議員に対する罰則規定も制定して国民に襟を正すべきである。