議員と官僚の動きの違い



「総務省11人処分へ」、今日の毎日新聞夕刊(関西版)の第一面左肩に出た記事である。「首相長男から接待、別の職員7人も」のサブタイトルがついている。誰が聞いても偽証答弁で、予算委員会で説明のつかない対応をして冷笑を浴びた総務省幹部への批判に対する総務省の動きの結果である。


国会での答弁の醜態を見て、総務省ではこれはいかんと素早く内部調査をした結果、外部から他にもあるよとの批判を受ける前に手を打ったのは明らかである。これだけ次々と釈明の出来ない証拠が出て来ると、他にも首相長男や東北新社から接待を受けた官僚がいるに違いないと週刊文春ならずとも各メディアなど外部の調査が入るのは見え透いている。総務省が事前に手を打ったのは当然の動きだっただろう。他にも脛に傷を持つ官僚の存在は誰もが予測していたので、新聞種になってもさしたる驚きや新鮮味はない。


このニュースに接して、では自民党議員のセンセイ方の動きはどうか。思い浮かべるのは、自粛下の深夜に銀座のクラブ巡りをしたのがバレて離党の止む無きに至った議員達である。党幹部は姿勢を正すと発表したが、では他に例がないかを調べる動きはない。これだけ連続して出て来ると、他にもいるに違いないと誰もが思うが、ご本人達は自主的に名乗り出る動きはない。党をまとめる幹事長自身、自粛発令当日にステーキ会席をして顰蹙を買っているので示しがつかないことこの上もない。


バレなけらば儲けもの、バレれば先例もあることで風当たりは弱いと思っているに違いない。議員と官僚の考え方や行動の違いがこんな所にある。或いは議員には官僚以上に「上級国民」意識が強いのかも知れない。首筋が冷たい思いをしている議員がいればまだ良いとすべきだろう。






ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント