またも国家の最高機関で食い意地論議



「武士は食わねど高楊枝」と空威張りした時代があった。腹を空かせて何も食べていないのに、如何にも食後のように楊枝を咥えている姿を皮肉ったものである。ところが世間一般の「瘦せ我慢して見栄を張る」皮肉の表現に使われるが、「江戸時代の武士の多くは、今でいう政府や役所の役人だった。彼らの多くは私利私欲に走ることなく世の中のため、国家のために働いていた」との識者の解説もある。


今の政府や役所の役人は国家の最高機関である国会での質疑応答の場で「一人74,203円もする料理はどんな内容だったのか」を論議している。先のブログでも書いたが、食い物の恨みは強いのである。ここではそんな議員・官僚の意識のレベルを非難しているのではない。流石は我々の代表だけに、世間一般の知りたい内容をぶつけてくれている。


かかる食い物の恨みが高まった結果、総務省では11名もの有能な官僚を処分した。総務省の素早い動きに慌てた農水省もアキタ・フーズとの会食関係者を遅れじとばかり処分発表した。


ことほど左様に、総理や閣僚を筆頭に議員や官僚は接待や会食に意地汚いが、公にされる会食費は一般庶民が驚嘆する程高額なものが多い。会場と料理を提供した料亭やレストランが、この会食費は参加者の誰もの個人の財布から出るものとは思っていない。どの道、招待者が所属する組織の交際費から出るもので、誰の腹が痛むものではないと承知していて利益を大幅に上乗せしたボッタクリ価格となっている。一般の市場価格ではない。


私自身、スケールは各段に落ちるが現役時代に接待側を数多く経験し、その中から料亭のオカミやホテルの支配人から交際費目当ての対応に面白い話、特に京都という一種独特の風習の中から得た話を別の機会にこのブログページに取り上げたい。


いずれにせよ、今回の官僚の処分発表があったが、「処分」と言っても皆が職を失った訳ではない。減給や訓戒など今後の生活に深刻な影響を及ぼすことは殆どないが、自分の履歴の賞罰に記録され将来の昇進競争から脱落する理由にもなる。ご本人達には過去に培って来た業績が無になる結構堪えた処遇なのである。






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