議員の会食依存生活は治らない?



自民党の稲田議員と国民民主党山尾議員の対談記事が毎日新聞デジタルの特集ワイドに出ている。主題は日本の女性の政界進出の問題点を女性の目から見て論じるものだが、これが今日のこのブログページのテーマではない。元々私は女性の社会進出遅れの問題に対するお二人の意見・見解にはかねがね異論を持っている。ただ、お二人の対談の中に出て来た男性中心の永田町の会食文化について、女性の目から同じ議員の立場での観察に興味を覚えた。


その話題はこの特集記事(こちら)の中段、『永田町の一日は長い。早朝から所属する党の部会があったり、その後は国会の各委員会での審議や、それらの合間に陳情などが入ったりする。夜は夜で会食などが入っていて、「ハシゴ」もザラだ』から始まる部分から終わりまでの記述に集約されている。


ここには、仲間に入れて貰えない女性の立場からのやっかみの色合いはない。むしろ、会食政治が一生の仕事と思っているような男性議員を嘲笑しているような雰囲気も感じられる。確かに今の会食政治・談合政治が議員の一日の仕事なら、家庭や家事の負担から逃げる今の日本の男性にしか務まらない。現実に日本の男性は議員に限らず、押しなべて家庭生活を犠牲にしている。


海外の政治家の多くに会食政治が見られないのは、家庭を基盤とする生活習慣から来ている。菅首相を迎えたバイデン大統領がハンバーガーの昼食を提供しただけで、日本の政治家お得意の歓迎の宴会を開かなかったのは、あながちコロナ感染懸念だけではないだろう。欧米の首脳が海外の要人を迎えた会食は、国賓として余程儀礼的な訪問以外には聞かない。


山尾・稲田対談には「コロナ感染拡大が会食を難しくし、永田町の会食文化に変化をもたらしている」とある。日本の悪しき政治慣習を新型コロナが正すのは将に奇禍と言うべきだろう。ただ、これが女性の政界への進出促進にアクセルの役目を果たすかと言えば全く別問題である。







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