写真はイメージです。



新聞折込みチラシや新聞・雑誌に掲載されている広告写真には、必ずと言って良い程「写真はイメージです」と小さな文字で注記がある。極端な場合は、百貨店やスーパー、量販店で販売されている商品を包む内包装紙にまで記載されている。日本特有の傾向と言われて外国にはその例がないが、この習慣はどこから来たのか、過去に何か実物と異なるとの違法騒ぎがあったのか。


まだコロナ騒ぎが起こる前、同期入社の同窓会で一泊バス旅行を計画した時、旅行社から提供のツアーガイドの資料を皆で検討した。興味の対象は候補地にどんな名所旧跡があるかより、旅館でどんな料理が出るかにある。殆どが画面一杯に写っている料理満載のPR写真である。「我々のこのトシになって、これだけの料理を平らげることは出来ない」の意見が出たが、幹事は「“写真はイメージです”とある上、“料理は6人分です”とも注記されている」との説明通り、写真の隅っこに老眼では読めない小さな字で書かれている。こんな例は周囲にいくらでもある。


かって、年末に広告を見てお節料理をネット販売で注文したら、届いたシロモノは広告写真とはウラハラに中味がガラガラだったとの苦情が殺到したことがある。景品表示法か何かの関連法律に違反するのかと言えば、「イメージです」の表示の有無には触れていないらしい。特に目を三角にして騒ぐ程の違法行為ではないらしい。


では「写真はイメージです」と表示すればどんな場合でも免罪かと言えばそうでもないらしい。ネットで調べると、大阪弁護士会の判り易い説明があった(こちら)。極端な例では、写真に豪華な伊勢海老が写っているのに、実際出された料理には出なかったという「欠品」などの場合は虚偽広告になるが、伊勢海老でなく他の海老が出た場合は違法ではないらしい。「写真はイメージです」と言えば「必ずしも写真通りの料理を提供できる訳ではない」との意味という。


こんなこともあるので、私はネット販売でモノを買うことはない。衣料品や靴など試着もしないで買うリスクを避けるためであり、食べるモノとあれば尚更の話である。



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