不祥事のデパート



三菱電機が鉄道車両用空調機器の出荷前検査を省略して架空のデータを記入するなどの不正検査を35年以上も前から繰り返されていたことが判明した。挙句の果ては不正検査データの自動化という確信犯罪めいたシステムも開発していたとの驚いた事実が判明した。同社は直前の株主総会でも報告せず、株主より「三菱電機は不祥事のデパート」と酷評され、杉山社長が引責辞任を表明した。


株主が指摘する「不祥事のデパート」と言えば、『同じスリーダイヤでは、長年にわたりリコール隠しや燃費不正が相次いだ三菱自動車が“元祖”。当時、家電量販店に行くと、店員が「電機は関係ないのに三菱のマークが付いているだけで客は目を背ける」と嘆いていたことを思い出す』とある程、三菱グループ全体が「不祥事の超大型百貨店」で三菱重工や三菱造船、三菱自動車など各社にワンサと例がある。共通しているのは、その不祥事を自ら発表することのない隠蔽気質である。


「三菱は大名商売」と良く言われる。三菱のブランド名だけで営業が成り立つ。私が中南米事務所に赴任した時は丁度各国の対外支払い債務返済停止(いわゆるデフォルト)が発表され手持ち外貨不足のため外国製品購入は完全に停止した時だった。新任挨拶で日本商社を回ると、伊藤忠や丸紅などは「良い時期に着任したな。こんな経済状態でどうすれば商売が出来るかジックリ考える力が養えるよ」と激励されたのに対し、懇意になった三菱商事駐在員は「焦って動いたらアカンよ。動けばケガをして会社に損失を与える。ジット我慢して嵐の通り過ぎるのを待つことだ」と言われた。会社の企業風土が伺えた。


私が勤めていた企業は三菱直系ではないが、銀行系列が三菱銀行で東京海上や明治生命が大株主だった。従って、三菱系列企業と言われている。支店の営業車は全て三菱自動車、新任社長が意気込んでベンツを社長車に選ぶと大株主から、「三菱自動車にはデボネアという高級車がありますよ」と言われて買い替えた話を聞いている。


私のお向かいさんは三菱電機に勤めている。自家用車は三菱自動車で、三菱人とすれば常識と言う。特別な割引優遇制度があるかと聞けば「何もない」と言う。


三菱は国のバックアップもある。ブランドの力だけで成り立っている企業である。





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この記事へのコメント

2021年07月03日 18:48
三菱はクズです。
その場の雰囲気で会社をくっつけたり、離したり。
そのくせ、プライドだけ高い。
扱いづらい限り。
銀行名が物語ってます。