日本で二大政党制は望み薄



自民党による長期政権に貢献しているのは弱小野党のだらしなさによるところが大きいとは一般的に認められている評価である。お山の大将的なコップの中でのせめぎ合いに終始している印象がある。今の時代に二大政党制が良いかは意見の分かれるところであるが、英国や米国で長年続いている政治形態から見れば、原点に戻って考え直すのも必要である。


今の野党の基本的な国会運営は、官邸や政権与党に対する批判や追及が使命と錯覚しているらしい点にある。自ら政策を立案し提案しようとする姿勢は見られない。かって「ソウリ、ソウリ!」と連呼して国会で人気を博した辻元議員が不祥事で失職する際、「議会でもっともっと質問したいんです」と残念がったことがあるが、質問することだけに意義を感じているらしいのが今の野党にも引き継がれている。


その意味で、国民民主党の玉木代表が「対決型でなく提案型」の野党を提唱した時は、このスローガンの下で群小野党が結集出来れば自民党に相対する組織になりそうとの期待があったが、その後の動きを見ているとやはり同氏も「お山の大将」だった。


先日の都議選でもその一端が明らかである。国民民主党は「都議選で連合の推薦候補を立憲民主党と互いに応援する約束だったが、我が党の公認候補ではなく、共産候補を応援する立憲の総支部長がいた。約束に反している」と不快感を示し、「今後は連合と2者でまとめたい」とし次期衆院選に向けた連合との政策協定について、立憲民主党を交えた3者協議には応じず、連合と2者で結ぶ方針を決めたという。背景には、都議選で国民民主党が議席をとれなかった点にあるらしい。まるで駄々っ子の行動に似ている。


共産党との関係については、連合の反発もある理由もあるが、今の連合は昔の総評や産別の組織のような力はない。殆どの労組は御用組合になり、雇用者側との対決姿勢もなく労組同士の結束力もない。私が勤めていた企業の組合は新産別に属し、私も若い頃は組合活動をしていたのでその後の動きは良く承知している。


そんな無力な組織を未だに頼りにする党も旧態依然と言わざるを得ない。無能無力な自民党も安心して眺めて居れば良いようである。




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