20年前の米国同時多発テロ



世界を震撼とさせたアルカイダによる米国での同時多発テロでニューヨークの世界貿易センタービルにハイジャックされた航空機2機が突っ込んだ事件から昨日で20年が経った。


当時私は長年住み慣れた京都から現在の守山に移り住んだ翌年で、毎日夜遅くまでの残業から帰宅するのが午後10時半、一風呂浴びて夕食の卓に着くのが午後11時という生活だった。いつものように風呂から上がって、冷たい缶ビールを片手にテレビのニュースを見るためにスイッチを入れるといきなり画面に高層ビルの上部から激しい煙が噴き上げている光景が映し出された。その後ろからもう一機の航空機が右から左へ音もなく飛んで来て一瞬画面から消えたが、ほどなくUターンして手前の別のビルに突っ込んだ瞬間を目撃した。


この間、アナウンサーの声はなく、画像は音声を伴っていないライブの中継のため、妙な静けさの中での不気味で衝撃的な光景だった。ニュース・キャスターも一瞬どんな事件か判らなかったに違いない。やがてこれは映画の中継でなく現実の事件であることが、暫くしてから少しづつ付け加えられる報道で判って来た。


程なく、航空機は不測のエンジントラブルなどの偶発的事故でなく、乗っ取られた末の自爆行為によるものらしいとの説明が続き背筋が寒くなって食事が手に付かなかったことを覚えている。


当時、我が社を訪れていたアルゼンチン代理店の営業マンが帰国途中、航空機をニューヨークで乗り替えたが、事件の直前だったの影響はなく、ニュースで知ったのは帰着前の機内の中だった、事件後米国の空港は全て閉鎖されたので助かったと事後に連絡があった。


あれからもう20年経ったのである。