後期高齢者になってからスマホ・デビュー



携帯電話のガラ携が2年先から使えなくなると発表され、長年使っていて不自由は全く感じないものの、契約しているソフトバンクのショップから早目にスマホに切り替えを繰り返し勧められ、この程シンプルスマホと言われるシルバー用の機種に切り替えた。切り替え手続きが終わってから、近く使えなくなるガラ携は3Gタイプで私が使っていたものは、以後も引続き使えると聞かされ、何か詐欺にあった気がした。


私はガラ携と平行して古いながらiPod Touch 第4世代も使っていて、スマホと同じ機能だったので尚更のことだったのである。但し、iPod の方は料金のかからない範囲のアプリに留まっていたのでインターネットやメールなどは出来ない。家に備え付けのパソコンを多用していた。


しかし、買ってしまったものは仕方がない。80歳をとっくに過ぎてから人並みにスマホを使い出した。パソコンはWindows以前のDOS-Vの時代から使っているのでもう30年以上になる。文字入力はキーボードでキーを見なくても出来るブラインドタッチだったので、スマホでの文字入力はカッタルク遅いが仕方がない。いずれにせよ電子機器である。大抵はパソコンの応用でこなせると思っていたが甘かった。


最大の難関はマニュアルが不親切で通り一遍の基礎編でしかない。その内容で機能豊富なスマホが使いこなせる訳はない。オンラインで電子マニュアルが用意されているが、肝心のスマホが記載通りの表示と合わないケースも良くある。特にスマホご自慢のLINEに至っては、マニュアルは皆無に近い。画面に表示される小さなアイコンやボタンにどんな機能があるか殆ど判らない。


その代わりに良くしたもので、ウェブ上の解説が極めて豊富である。特に動画による説明は説得力がある。ただ、一般に使い慣れたベテランによる指導のため説明速度が早く、年寄りには往々にして追いつけない。パソコン上の動画を一時停止しては手許のスマホの操作練習をするなど結構時間のかかる作業である。ながらスマホで歩きながら器用に操作している若い人達のレベルには到底追いつけるものではないと覚悟している。


パソコンではエクセルの各種関数やピボットテーブルなど結構高度なテクニックを駆使している一方、スマホではたどたどしく指で画面をなぞる落差の大きい使い方が暫く続くことになる。