日本の議員は超特権階級



「人間は生まれながらにして平等である」とか「全ての国民は法の下に平等であって、人 種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的 関係に おいて、差別されない」と日本国憲法は述べているが、その憲法が議員だけは除かれているらしいことを初めて知らされた。


都議会議員が、無免許運転で人身事故を起こし、議会をボイコットして全会一致で二度も辞職勧告を受け、都民より非難の嵐を浴びながらも居座り続けていることに対し、当該議員を辞めさせることが出来ないのは、「憲法ではいかなる問題を起こそうとも選挙で当選した事実を覆すことは出来ない」との精神があるらしい。


こんな議員を辞めさせる法的手段がないものか、多方面から検討した専門家の判り易い解説からの引用である。これだけ辞めさせる手段があっても、適用出来ない背景があることに驚かされる。「保障された選挙権・被選挙権という権利は崇高(すうこう)なものというのが基本的な選挙の原則である」とある。プレジデント紙デジタルに掲載のこの記事は極めて判り易い解説で是非一読頂きたい(こちら)。


最後の救いは、ご本人の人間性である。社会倫理・道徳・社会規範に照らして、人間社会で常識人として交流し生活出来るか、それとも自身のツラの皮の厚さだけを武器に、4年間8千万円を獲得して一人で生きて行くのか、自分独自の選択しか解決法はないようである。


我々民間人は、かかる議員の特権を持たないため、いつ如何なる場合でも辞職させられる、つまりクビを切られる立場にある。人間は平等と言うが、民間人と議員のこの差はどんな法律が認めているのか。言っても栓のない話である。